山田写真館春秋

山口県美祢市美東町の歴史を四代に亘って見てきた写真館の店主による徒然草

エイプリル

kanban201704

新しい年度が始まりました。

願わくは花の下にて春散らむ。
そんな気分の四月。

看板の絵は『君の名は。』っぽい何かですよ。

いやもうさすがに旬は過ぎてるでしょ
そう思うかもしれませんが
お祭りの時期が過ぎただけで
コンテンツ自体はまだまだ残ると信じていますよ。

ところで
年明けに化け物コンテンツが誕生したのをご存知ですか。
知ってますよね。

『けものフレンズ』ですよ。

もうね個人的には
『Steins;Gate』以来のインパクトですよ。

管理人はいい年こいたおっさんなのでアニメとかあまり見ないんですが
Yahooのアニメ欄に上がっていたこの
『けものフレンズ』がなぜか気になって1月早々からGyao!で視聴してみたら
これがハートにスマッシュヒットしたのです。

まあネットでこの単語を調べたら分かる様に
一見すると動物擬人化美少女萌え萌えアニメ的な香りのする画像や映像がずらり表示されます。

が、3DCGで描写された映像は
微妙に萌えアニメとか美少女アニメとか言うものから外れている雰囲気です。
むしろNHK的な10分番組の様。

そして台詞回しもシンプルでひょっとして子供向けと思わせる。

が、どうやらこれは30分の深夜アニメ。
という事はターゲットはやっぱり子供よりももう少し大きなお友達向けなのだと推測されます。

主人公はサーバルキャット(と言う種類の猫)がヒト化(ここ地味にネタばれ)したサーバルちゃんと
身元不明住所不定のかばんちゃん(サーバルちゃん命名)の二人。

この二人がかばんちゃんの正体を確かめる為にジャパリパークという
サファリパーク的な所を冒険すると言う、
いわば自分探しのロードムービーです。

終始ほのぼのとした雰囲気で
途中途中で出会うフレンズ(動物がヒト化したやつ)も思考が極めてシンプルです。
元が動物なので。

さて、これの何がよかったのかというのは
いろいろ言い尽くされていると思うので、
個人的に思うことをいくつか。

①キャラクターの良さ
これも言い尽くされていますが、まず嫌なキャラクターがいない。
元が動物だからと言うのもあるかもしれませんが、
悪意があったり底意が知れないみたいなキャラクターが登場しないのは結構斬新かもしれないです。
アニメオタク(あるいはアニメ評論家)からすれば、
そんな非現実的な設定でおもしろいかと嘆かれそうですが、
そもそも非現実なので、そこを混同してはいけないと思います。

②破滅的世界観
話数が進むごとに視聴者は、
その世界観が実は結構ダークなのではないかと気付きだします。
まずどうやらヒトは絶滅しているらしい・・・・・・? みたいな。
その中でこの冒険がどうなるのだろうという先の見えなさが
視聴者のひきつけたのではないかと思います。

③カウンセリング的要素
この作品の一番人気はなんといっても主人公のサーバルちゃんです。
その何がいいのか。
それは思考の単純さ、素直さ、率直さ、天真爛漫さです。
ここに心理学者ロジャースの提唱する
「共感的態度」と「無条件の肯定的配慮」を見ることができます。
サーバルちゃんのこういう「無前提の受容的態度」が視聴者にはものすごく好意的に受け取られたのだと思います。
きっとカウンセラーに必要な資質をサーバルちゃんは持っているのだと思います。

まあ言いたいことはいろいろありますが
この『けものフレンズ』には
管理人が求めていた「物語」観がぎゅっと凝縮されています。

あの星野源さんも感動を持って視聴していたそうですよ。

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