山田写真館春秋

山口県美祢市美東町の歴史を四代に亘って見てきた写真館の店主による徒然草

TAMRON SP 1:2.8-2.8 35-80

tamronsp3580

オールドレンズ特集だよ!

今日はTAMRON SP 1:2.8-3.8 35-80mm
の紹介!

タムロンレンズとか......

などと思っているみんな!

ブッブー
だよ!

タムロンのレンズはどんなメーカーの一眼レフカメラにもつかえるように作られた
汎用レンズっていうんだ。

だから一つのレンズになれたらカメラボディが変わっても
だいたいの写りの傾向が分かるので便利なんだゾ!

じゃあレンズとしての性能はどうなの?
ってハナシ。

そこで今日は上の画像にあるTAMRON SP 1:2.8-3.8 35-80mmを研究だ!

こいつはTAMRONの誇るSPシリーズの標準ズーム。
名称から分かるように一般的な標準ズームよりも明るいのが特徴さ!

で、大口径の割りに大きさはコンパクト。

鏡胴はマグネシウムか何かの金属でできてるらしくて
レトロ感満点だ。

マニュアルフォーカスだけどピントリングとズームリングはとてもなめらか。
少々重みのあるレンズだけれどもグリップ感は良し。

高級路線のSPはダテじゃない。

80mm側で被写体に27cmまで近寄れるマクロ機構付きだ!
たいしたもんだね。

じゃあさっそく写りの検証。
せっかくだから手持ちのレンズと比較してみた!

まずは35mm側絞り開放(F=2.8)から。
35kaihou
上から当レンズ、LEICA SUMMICRON 35mm、JUPITER 35mmの順に配置。

パッと見て分かるのは一番下のJUPITERは周辺光量が落ちているって事。
あとやっぱりライカのレンズは線がきりっとしている事。

35kaihou_2
これは中心部だけを切り取った比較。

やっぱりライカだけずば抜けてシャープだ。
そしてタムロンのはぼやっとしている感じ。
ジュピターはライカほどじゃないけどシャープだね!

ジュピターなんて数千円で買ったやつだからね......

次はF=8まで絞っちゃうぞ!
35f8
どうだいほとんど変わらないだろう。

ジュピターは相変わらず光量が落ちてるけど。
落ちてるって言うか、変色してる。

あえて違いを言うなら
ライカのレンズは暗い部分がより黒い感じ。
黒がしまってる、とでも言えばいいのかな。

そして中心部にズームイン!
35f8_2

やっぱりライカは暗い部分がよりしまって見えるね!
タムロンは他の二つよりもシャープ感はいまひとつかな。
ジュピターはコントラストが低いのかな......
まあ諧調が滑らかだって言う考え方もあるって事で!

次は80mm側。
こちらは比べるレンズがないので
純正のEF-M 18-55と並べてみたよ!

まずは開放!
80kaihou
もうね、ぱっと見で色鮮やかさが違うね!

さすが純正レンズだ。
優秀!!

それに比べるとタムロンの方は落ち着いた感じの描写だ。
オールドな雰囲気が満点!

そしてズームイン!
80kaihou_2
この色の違いはなんなんだ......

シャープ感は同じくらいかな。
タムロンの方はソフトレンズみたいなぼんやり感がやっぱり見えるね。

次、F値を8まで絞るよ!
80f8
純正レンズはコントラスト高いねー。
色鮮やかでさすが現代的なレンズだよ。

タムロンの方は相変わらず渋めの描写。
まあこれは純正以外のレンズはみんなこうなる傾向にあるみたいだけどね。

そしてズームイン!
80f8_2
よく見ると純正はめっちゃシャープだわ......

これってなにかカメラ側から補正を入れてるんですかね......

そしてタムロンは
やっぱり地味! だ、ね!

こうしてみるとTAMRON SP 35-80はそれ程特徴的な描写をするわけでもないのかな。
ただ開放側のふわっとした感じはオールドな気分を掻き立てる良い演出ではあるかも。

80mm開放(F=3.8)で撮影したのがこちら。
tamronsp3580_2

なんだか妙にピントが浅いような気がする。
合焦してない部分もそれ程きれいにぼけているわけでもないかな。

ただそれがかえって印象派の絵画の様な、水彩画の様な、
夢見るような雰囲気をかもし出してる。

というのは言いすぎ、でもないかな?

ボケの周辺がきらきらと光った様な独特のボケですね。

このレンズの強いところだんだんわかってきたよ!

○携帯性のよいところ!
○あかるいところ!
○甘い描写!

最近のデジカメではまず絶対あり得ないオールドな描写が得意なレンズなんだね!

使いどころ迷うなー。
でも好きな描写だなー。

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