山田写真館春秋

山口県美祢市美東町の歴史を四代に亘って見てきた写真館の店主による徒然草

2017年総括

何もない一年でしたね!

と言うのは悔しいので
ちょっとこの一年を思い返してみたいと思います。

総括①けものフレンズ

今年の初めに何があったのか?
と考えてみると、
まずは「けものフレンズ」が思い返されます。

というかこの一年、
けものフレンズに始まり、
けものフレンズに終わる、
と言っても過言でないくらい年頭から僕の心を鷲掴みにした、
それがけものフレンズでした。

BDも全巻購入したし。

1月に放映開始だったので一年たつのか。
時がたつのは早いですね。

1月にYAHOO!でこいつが放映されているのを発見して、
何の因果か視聴したところ、
「なにこれ」と思いつつ、なんか気になったんですよね。

1話を見た方は分かると思うんですけど、
一見して「なんだ脱力系萌え萌えキャラクターCGアニメか」という印象を抱くんですね。
その感想はあながち間違っちゃいないと思うんですが、
その1話の時点で不気味な敵キャラクターが出るんです。

どうやら主人公のかばんちゃんはサーバルキャットのサーバルと一緒に
自分探しの旅をするというのがこの作品の縦糸らしい。
ただその旅には障害となる存在があるんですね。

どうしてそんなのがいるのか?
あとサーバルキャットのサーバルちゃんは自分が動物であることを知っているし、
サーバールキャットという主であることも知っている。
そしてサーバルキャット以外の動物がいるのも知っているし、
その動物が人間っぽい形状になった「フレンズ」と言う存在だということも知っている。

しかし、かばんちゃんは視聴者からすれば
どこからどうみても人間そのものなのに、
その部分は誰にも分からないのです。

え? かばんちゃんは人間じゃないの?

視聴者はえもいわれぬ不安に襲われるのです。

ちなみにその不安は6話ぐらいまで引きずります。

そういう得体の知らない不安の中で
かばんちゃん(と視聴者)はフレンズたちが元となった動物よろしく
大自然の中で(あるいは人間が残したと思われる設備の中で)のびのびと
あるがままの姿で暮らしているんです。

セルリアンと言う敵性存在に怯えながら。
このセルリアンは積極的にフレンズを殺害しに来るわけではないのですが、
捕まるとなぞのエネルギーを吸収され、
フレンズは元の動物の姿に戻り、
フレンズだったころの記憶も失ってしまうのです。

こんな物語ですが、
さてさて、これがいったいどうして多くの人の心をひきつけたのでしょう。
よく分かりません。

が、存在のあやふやなかばんちゃんを
ありのまま受け入れるサーバルちゃんやフレンズの姿が
多くの人々(特に大きなお友達)の心を打ったのは間違いない様です。

かばんちゃんはかばんちゃんで自分の存在意義に疑問を抱きつつも
持ち前の知恵と勇気でフレンズたちの問題を解決していくわけです。

そしてフレンズたちはそんなかばんちゃんを
もうね、ホント、純粋に賞賛する。
妬んだりそねんだりしない。

そっかー俺たちこんな人間になりたいんだー。
そしてこんな世界に住みたいんだー。

って思うわけですよ。

どっかにないかなージャパリパーク。
ってね。

いやいや
そんな人間になるだけならなれるじゃない。
自分の心の持ちようだよ。

そして皆そんな人間になれば
そこはジャパリパークだよ。

そんなジャパリパークにもセルリアンと言う障害があるけど、
適度な障害は人間の成長には必要なものだよ。

そうか
けものフレンズとは人間の理想の純粋な象徴化なわけだね。

そりゃ好まれるわけだ。
逃避もしたくなるわけだ。

でもねけものフレンズはファンタジーですよ。
我々は戦ってますよ、日々。
世の不条理や不公平と。
そこから逃げることは、
少なくとも僕はできないと思っていますよ。

それでも、
いつも心の中にあるのですよ。
ジャパリパークが。
そしてけものフレンズが。

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